営業部 チョウザメ課海老原 強平
大森淡水は「うなぎで有名な会社」ということは知っていましたが、新しくチョウザメを取り扱い始めると聞きました。
社長より、「うなぎのプロはたくさんいるが、チョウザメのプロはまだいない」とのお言葉をいただき、自分がそうなりたいと強く思い入社を決意しました。
チョウザメの飼育から出荷まで、すべての工程を行っています。まずは水産試験場から稚魚を引き取り、池入れを行い、毎日の給餌、酸素濃度検査などの飼育業務を行います。うなぎにはない、チョウザメ独自の仕事としては雄雌の判別、エコー検査や、実際の卵の状態をお腹を切って確認するバイオプシ検査などで、キャビアと魚肉を出荷するまでの仕事は多岐にわたります。
より多くのチョウザメ・キャビアを出荷できるように全ての工程で最善を尽くしていきたいです。
高級食材であるキャビアを持つチョウザメを取り扱うことへの緊張・責任を常に感じながら仕事に取り組んでいます。だからこそ、しっかりと育て上げて出荷することができた時はとても達成感があります。
稚魚育成から始まり、成魚出荷までのすべての工程に携われることに魅力を感じています。
仕事で大切にしていること広い視野と協調性
ルーティンワークをしていると小さな変化に気付きにくくなるため、敏感に察知できるよう広い視野を持ってチョウザメに接しています。また、「前はこうだったから今回もこうすればいいはず」等の先入観にとらわれず、もっと良い方法を日々模索して柔軟に対応することを心掛けています。
また、大森淡水は約200名の従業員がいるので、その中での「個人スキルの向上」と「組織の一員としての協調性」という二つのバランスを大切に、他部者とも積極的にコミュニケーションをとるようにしています。