養鰻事業部黒木 建生
宮崎県に住んでいて大森淡水という会社名はよく耳にしていました。漠然と「宮崎のうなぎ屋さん」というイメージでしたが、国産うなぎの専門会社として「養殖・流通・製造・レストラン」と幅広く事業を展開していると聞き驚きました。
宮崎県にいながら、日本でトップシェアを誇る企業で働けることはありません。自分もこの会社の一員として是非働かせていただきたいと思いました。
養鰻事業部に所属し、うなぎの養殖・養鰻池の管理を行っています。養鰻池とはうなぎを育てる人工池です。質の良いうなぎを育てる為には最適な水量と水温を保つ必要があります。そのために、毎日水の調査をし成分を足し引きする等、水質の微調整を行っています。餌やりも餌を練るところから始め、サイズごとに餌の量を変えて与えています。養鰻池は担当制になっていて、担当を持つとモチベーションも上がります。
今後は経験を重ね、知識を増やして自分自身のスキルを高めたいです。そしてゆくゆくは担当する池の数を増やし、管理の仕事に就いていきたいです。また、他部署との連携を密に行い、グループ全体として業績向上できるよう努めていきたいと思います。
うなぎの養殖は大変難しい仕事です。うなぎは毎日コンディションが変わります。今日元気があっても翌日は調子が良くないということもあります。その日のうなぎの状態を知る為に、朝餌を撒いて寄ってくる様子を見たり水の匂いを嗅いだりと、様々な方法で全てのうなぎが元気に育つよう細心の注意を払っています。
毎日気が抜けず大変ですが、自分の手によって質の良いうなぎが育っていくことにとてもやりがいを感じています。
仕事で大切にしていることうなぎのよりよい環境作り
生き物であるうなぎの住みやすい環境を整える、ということを一番大切にしています。そのために自分ができる最善策を考え、問題が起こった場合には上司はもちろん時には生産者グループの先輩方に聞きに行くなど、諦めずに解決できるよう努力しています。
また、自分が個ではなく組織の一員であることを意識して、どうすれば良いうなぎが育っていくのか、そして会社へ貢献できるかを常に考えて仕事に取り組んでいます。